- 「技術面接が不安…」という方
- 技術面接がどんなものか知りたい
- 技術面接の資料作成のポイントが知りたい
- 面接の機会が少なくて悩んでいる方は、スカウト型サイトがオススメ。▶︎理系学生の利用率 No.1【アカリク】

こんにちは、化学メーカー研究職のデクノと申します。
理系学生の就活のキモと言えば『技術面接』ですね。
技術面接は、研究者としての力量をアピールできる絶好の機会ですが、
- 「説明資料の作り方が良いか分からない…」
- 「面接官は資料のどこを見るのだろう?」
と不安に感じている方も多いでしょう。
そこで本記事では、技術面接の資料づくりの3つのポイントをお伝えします!
私は化学系企業に勤めており、技術面接の面接官を数多く経験してきました。
- 「資料に〇〇の内容を載せると更にアピールできそうだけど…」
- 「折角の良い研究成果なのに、資料の見せ方で損しちゃってるかも…」
…のように、就活生の方々の技術面接資料に対して実際に感じてきた改善点をもとに記事を作成しています。
技術面接のリアルな情報が載っているので、きっと皆さんの就活のお役に立てますよ。ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。
あくまでも一般的なポイントになります。
各企業の色に合わせた対策はもちろん必須です。その点をふまえてご覧ください。
※研究職に就くかどうか悩んでいる方は、まずは下の記事をご覧ください。
理系大学生にオススメ!無料で使える就活サービス
就活は面接の機会が多い人が圧倒的有利。
あなたは今、面接まで進んでいる企業はいくつありますか?「数件しかない…」「今のままだと不安だな…」という方はスカウト型就活サイトを活用しましょう。
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このオファーから内定につながる可能性も高いです。理系学生は研究活動が忙しいので就活との両立が難しいですが、スカウト型サイトを使えば効率的に面接の機会を得られます!
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当記事の要点 〜技術面接の資料作成における3つのポイント!〜



まず初めに要点をお伝えします!
💡技術面接の資料作成で重要な3つのポイント
1.誰にでも伝わるような一般的な表現を使う
➡️全くの素人に教えるつもりで資料作成をしよう
2.プレゼン資料で用いる図表は分かりやすく
➡️図や表は必要最低限にとどめ、研究の要点を伝える資料を心がけよう
3.研究テーマの課題や今後の展望も説明しよう
➡️研究の課題とそれを克服した時の有用性、また夢を語ることも重要!
就活生の大部分は、技術面接資料が独りよがりな内容になっていて、内容が分かりづらいケースが非常に多いです。
まずは面接官に研究内容を分かりやすく伝えることを心がけてください。
上記3つを意識して資料を作成すれば、あなたの研究概要が面接官にすんなりと伝わるようになります。
それでは、次からは詳細を見ていきましょう。
技術面接とは?
まず技術面接とは…
簡単に言うと『大学(院)での研究内容や、取得したスキルを確認する』場です。



じゃあ研究に関することだけ見られるのかな?
いえ、そういう訳ではありません!
もちろん研究に関する話は重要ですが、その会話の中で下記能力も確認されます。
・最低限の技術的な知識・スキルがあるか
・論理的思考力があるか
・物事をわかりやすく伝える力があるか
・自らで仕事(研究)を進める推進力があるか
・研究の課題や今後の展望を把握しているか
・チームで仕事ができる協調性があるか
…など。
➡️『研究に関するスキルから人間性まで幅広く見られる』、これが技術面接といえます。
技術面接関連の記事




□豆知識 「大学での研究テーマと企業の事業内容が一致していないけど、問題ある?」
と良く聞かれます。確かに就活生にとっては非常に気になる点だと思います。
これに関しては『大学の研究テーマを重視するか否かは企業による』としか言えません。



全く重視しない。
技術面接では研究者としての力量をみる!
といった会社もありますし、



大学の研究テーマとマッチしていないと採用しない!
という会社もあります。
実際に私自身の就職活動時においても、テーマの不一致により全く相手にしてもらえず、諦めた企業がありました。
志望企業がどちらの考え方であるかは、出来るだけ早いうちに確認すると良いですよ。
研究テーマがマッチしていないにも関わらず、テーマの一致を重視する企業に時間を使うのは勿体無いですからね。
会社説明会や技術者懇親会のような場で質問するのが良いと思います。



志望度が高い企業こそ、しっかりと調査を行いたいですね!
技術面接ではどんな資料・スライドを用意すべき?
技術面接で用いる資料の作成形式は、企業によって異なります。
一般的には下記のパターンになります。
・紙ベースの資料(A4一枚の場合が多い)
・パワーポイントでの資料
➡️その場でスクリーンを用いて発表/スライドを印刷して発表の2パターンあり。
技術面接の中には、『面接の場で技術的な問題を出されて、その場でホワイトボードで解答する』といった形式をとる企業もあるようです。
※例:ある物質の構造が提示され、その反応式を考えてホワイトボードに書く。



いつも以上に緊張しそうな面接ですね…
ただ、この形式は私はあまり耳にしたことがないので稀なパターンだと思います。
基本的には紙ベース、もしくはパワーポイントを用いた説明と考えて良いでしょう。
技術面接の資料・スライド作成で気をつけるべき3つのポイント
ポイントは以下3点です。
「なーんだ、当たり前な内容ばかりだな…」と感じた方もいるかもしれませんが、ちょっとお待ちを。
この3つのポイントをよく読んでいただいたうえで、改めて貴方の資料を見返してみて下さい。
修正箇所が絶対に見つかるはずです。そのくらい出来ていない方が多いです。
逆に言えば、この3ポイントを押さえた資料を作成できれば、他の就活生と差がつけられますよ!
1.誰にでも伝わるような一般的な表現を使おう
技術面接は、技術系社員が面接官である場合がほとんどです。
ただ技術系社員とはいえ、貴方の研究テーマの分野に詳しくない可能性も高いので、全く知らない素人に教えるつもりで説明&資料作成をするのが無難です。
また、表現にも気をつける必要があります。



貴方が日ごろ研究室で使っている言葉は、一般的には伝わらない表現である可能性が高いです!
・物質名を略している場合
・珍しい物質,分析装置を用いている場合
・非常にニッチな研究をしている場合
このような場合は以下の対策をとりましょう。
- 一般性のある言葉に置き換える
- 補足説明を入れる
- 表記しなくても伝わるのであれば思い切って削る
折角の良い研究結果も、しっかりと伝わらなければ勿体無いですよね。
相手の気持ちに立って、誰にでも伝わる表現を用いることを心がけましょう!
2.プレゼン資料で用いる図表は分かりやすく
研究成果を良く伝えたい気持ちが先行するあまり、必要以上のデータを用いる学生さんをかなりの数見かけます。
もちろん成果を純粋に評価してくれる企業であれば良いですが、前述の通り面接では研究以外の要素も確認しています。
技術面接では、「物事をわかりやすく伝える力」も重要。
図や表は必要最低限にとどめ、研究の要点を伝える資料づくりを心がけましょう!



資料を作ったら、第三者目線での見直しをしてみましょう!
3.研究テーマの課題や今後の展望も説明しよう
研究成果だけを資料にまとめる学生さんを度々見かけますが、
- 目的に対して今の達成度はどのくらいか
- 課題は何か
- 今後、このテーマをどうしていきたいか
を記載すると、資料に纏まりが出ます。アピールにもなるでしょう。
「研究の課題や今後の展望を把握しているか」を確認する企業も多いと思われます。
それは、『課題を常に把握し、解決に向かって正しい研究を進められるスキル』が、研究職には非常に重要だからです。
今後の展望は“熱く語る“レベルでも構いませんので、自身の研究の課題と、それを克服した時の有用性や夢を語ることも重要です。
研究内容だけでなく、貴方自身を知ってもらえるチャンスにもなります!



ポイントは以上です。自分の資料を見直してみて下さいね!
□豆知識2 就活サイトや就活支援サービスにも拘ってみよう!
当たり前の話ですが、新卒の方にとっては『就職活動』は初めての経験。
何をどうして良いか分からないことも多いですよね。
世の中には便利な就活支援サービスがありますので、こちらを活用してみましょう。
就活支援サービス:UZUZ(ウズウズ)
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個人で就職活動をしていると、得られる情報に限界があります。
また個人の場合では、「正しい就活ができているのか」の判断ができません。
よって、客観的にアドバイスをくれる当サービスは非常に貴重です。
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技術面接は勿論重要ですが、そもそも面接の機会を与えてもらえないことには話が始まらないですよね。



面接まで辿り着ける自信がない…
そんな方はぜひ就活サイトに拘ってみて下さい。
研究内容を登録するだけでスカウトが届きますよ。
面接機会は多いに越したことはないので、検討の価値はあるかと思います。
さいごに ~技術面接の資料・スライド作成に拘って、他と差をつけよう!~
技術面接の資料作成時に最低限必要な3つのポイントをお伝えしました。
冒頭にも申し上げたように、各企業の色に合わせた対策や企業研究が必要なのは言うまでもありません。
研究一辺倒で話すのではなく、研究という切り口からあなた自身の魅力を伝えられる資料作成が出来れば良いですね。
十分に準備をしていただいた上で面接に臨んでいただければ幸いです。



良い就職活動になることを祈っています!
それでは、今回はこれでおしまいっ
最後まで有難うございました。
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