- 理系(特に化学系)の就活生全般
- 技術面接を成功させたい方
- 技術面接の質問例を知りたい方
- 回答の際の注意点を知りたい方
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こんにちは、化学系メーカー研究職のデクノと申します。
理系の就活生の悩みといえば技術面接ですよね!(唐突)
特に質疑応答は、人事面接とは勝手が異なるため不安に感じる方も多いでしょう。
私は化学系メーカーの研究職として勤めており、技術面接の面接官を数多く経験してきました。
学生さんとやり取りをする中で、
このように回答すれば、よりアピールにつながるのに…
これは言わない方が良いかもしれない…
と感じることが多々ありました。ただ、練習の場もないので学生の方も大変だと思います。



対策をしようにも、技術面接の情報自体が少ないですよね…
そこで今回は、技術面接で聞かれがちな質問や回答方法をまとめてみました。
面接は、ただただ質問にうまく答えられれば良いという訳ではありません。
自分自身のアピールもしっかりと盛り込んだ回答をすることが成功の秘訣です!
そういった部分にも触れていますので、技術面接を成功させたい方はぜひご覧ください。
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技術面接とは?
技術面接とは、簡単に言うと『大学(院)での研究内容や、習得したスキルを確認する』場です。



研究のことだけでなく、物事を伝える力や協調性など、
様々な能力を確認される場でもあります。
技術面接の資料作成ポイントは⬇️の記事にまとめています。


技術面接でよく聞かれる質問


技術面接でよく聞かれる質問は以下の通りです。
- Q.研究概要を説明して下さい。
- Q.貴方の研究は社会ではどのように役立ちますか?
- Q.将来どのように発展させていきたいですか?
- Q.博士(修士)課程に進学せずに、就活を決めた理由を教えて下さい。
- Q.大学の研究生活で培われたスキルを教えて下さい。
- Q.研究以外に注力したことは何かありますか。
- Q.研究所ではどのような役割/立ち位置ですか。
- Q. 逆質問はありませんか?
回答時に意識すべきポイントも載せました。面接対策の参考にしていただければ幸いです!
質問例1.研究概要に関する質問



Q.研究概要を説明して下さい。
この質問は必ずと言ってよいほど聞かれます。
企業によっては事前に「〇〇分程度で説明をお願いします」と指定される場合もあります。
また、事前に説明資料を送付し、技術面接当日はその資料を基に説明を行うパターンもあります。資料の形式も紙ベース・パワーポイントなど企業によってまちまちです。指定がある場合は間違いのないように気を付けて下さい。
この質問には、以下のスキルを確認する意図があります。
・技術的な知識
・プレゼン能力(物事を端的に伝える力)
・課題解決能力
淡々と研究概要を説明するだけでは勿体無い。具体的なエピソードを盛り込むことで、他の就活生と差別化出来る。また、貴方自身に興味を持ってもらえるきっかけになる。
例えば…課題解決に向けて苦労したこと、ブレイクスルーのきっかけ、企業との共同研究を行ったこと、海外の学会で発表を行ったこと等。
➡️概要説明の時間も、貴方の人柄をアピールするチャンス!



エピソードを話しすぎて、脱線しすぎないように注意!
①技術面接官も勿論全ての分野を理解できるわけではない。素人に説明するイメージで、分かり易い言葉や表現を使うこと。
②資料中に表やグラフを用いる場合は、本当に必要かどうかを考えた上で載せること。専門性の高いグラフ(分析結果など)を載せると、グラフの説明だけで多くの時間を使いかねない。


質問例2.研究の有用性・将来性に関する質問



Q.貴方の研究は社会ではどのように役立ちますか?
Q.将来どのように発展させていきたいですか?
この質問には、以下の意図があります。
・研究(仕事)におけるプランニング能力
・研究(仕事)に対する姿勢,熱意
→先を見据えて物事を考えられているか
の確認。
・現時点での価値
・将来的な価値
これらをわかりやすい言葉で伝えれば問題ない。根拠となるデータや具体性があるとより良い。
①この質問に対して答えに詰まってしまうと、『主体性がなくその場凌ぎで研究を行なっている』『プランニング力が無い』と見られかねない。すぐに回答できるように、必ず事前準備をすること。
②企業の事業と貴方の研究分野が一致している場合は要注意!適当なことを言うと突っ込まれる可能性大。(この質問に限ったことではないですが)その分野の情報収集を十分に行ってから望むこと。
※自身の研究成果が出ていない、もしくは社会に役立てにくい研究の場合



自分の研究は大して成果出てないし、
そもそも社会に役立つような研究じゃないんだよな…
そう悩む方も多いでしょう。
その場合は「現時点での活用は〇〇の理由で難しい。しかし、〇〇をすることで将来的には〇〇に役立てることが出来る」のように、将来を見据えた回答をしましょう。
実際に社会に役立つかどうかは、正直なところ大きな問題ではありません!
重要なのは、自身の研究(業務)をビジネスに繋げるプランニング力があるかという点です。
企業の研究はお金にならないと意味が無いので、企業がこの点を気にするのは当たり前ですよね。
また自分の研究に対する熱意や知識がどれだけあるか、またどこまで先を見越して考えているかが重要です。
この視点から考えると、回答が導きやすいでしょう。突拍子もない程度なら、研究テーマに対する夢を語るのも有りです。



そう、この質問は自身をアピールできるチャンスなのです!
研究成果が出なくて悩んでいる方は以下の記事をどうぞ。


質問例3.進学or就職に関する質問



Q.博士(修士)課程に進学せずに、就活を決めた理由を教えて下さい。
これも良く聞かれる質問です。質問の意図は以下の通りです。
・企業での研究に対する考え方
・就職に対する考え方
の確認。
ポジティブな回答であれば正直に答えて問題なし。
<回答例>
1)企業での研究のほうが、社会に役立つものを産み出すことができるため。
2)研究以外の業種にも興味があり、幅広い業務に携わって様々なスキルを身に付けたいため。御社であれば〇〇(例えば、製造や品質管理)といった職種にも携われる可能性があり、非常に魅力を感じている。
➡️2)のように、企業の情報も織り交ぜて回答すると「企業研究をしっかりしている」と見られ、アピールにも繋がる可能性もある。
ネガティブに取られる回答は控えること。
「研究室の教授と馬が合わない」「今の研究テーマが好きではない、もうやりたくない」…など。これら回答は、コミュニケーション能力や継続力が疑われる。
➡️回答は、受け手の気持ちになって考えること!
質問例4.自身(就活生)のスキルに関する質問



Q.大学の研究生活で培われたスキルを教えて下さい。
Q.研究以外に注力したことは何かありますか。
Q.研究所ではどのような役割/立ち位置ですか。
質問の意図は以下の通りです。
・入社後、どの職場で活躍できるか
・実務的なスキルは如何程か
・人間性の部分
の確認。
ポジティブな回答であれば正直に答えて問題なし。
<回答例>
・実務的なスキル(合成、分析、解析など)は正直に答える。差別化できる点は強調する。
・人間性に関する質問に対しては、以下の能力があることの分かるエピソードを話すのが良い。
➡️コミュニケーション能力、課題解決力、向上心、探究心、協調性…など



技術面接といえど、こういった雑談チックな質問も多いよ
雑談の延長線上の質問には、ユーモアのある回答もオススメ。
➡️技術面接とはいえ、人間的な魅力も結局は大事になってくるため。
質問例5.逆質問について


必ずといって良いほど「何か質問はありますか?」と聞かれます。ここで「特に何もありません」はNGワードです!



「ウチの会社に興味ないのかなぁ」と取られかねません…。
勿論、面接官の印象悪化も理由の一つです。
ただそれ以上に、面接=その企業をよく知ることの出来る重要な機会でもあるのです。その機会をふいにしないためにも、しっかりと逆質問の事前準備をしてから臨みましょう。
企業側も「就活生にウチの企業のことをよく知ってもらって、両者納得の上で入社してほしい」との気持ちから逆質問の場を設けている場合もあります。上手く活用しましょう!
逆質問は、聞きたいことを聞いてOKです。ただし以下の点にはご注意ください。
・調べたら簡単に答えが見つかるような質問は避ける。(企業研究が浅いと取られかねない)
・質問は、出来る限り具体的に。
豆知識:せっかくなら、就活サイトや就活支援サービスにも拘ってみよう!
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技術面接は勿論重要ですが、そもそも面接の機会を与えてもらえないことには話が始まらないですよね。



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面接機会は多いに越したことはないので、検討の価値はあるかと思います。
さいごに 〜質問対策を確実に行ってから技術面接に臨もう!〜
今回は技術面接で聞かれがちな質問をまとめました。
技術面接に対する不安は取り除けましたか?この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。



面接官も人間、必要以上に緊張する必要はないですよ!
それではこれでおしまい!
最後まで有難うございましたっ
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