- 研究成果が出ていないので就活の面接が不安…
- 訳あって研究していない、出来ていない…
- 面接で研究成果は重視されるのか知りたい!
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こんにちは!
化学メーカーで技術面接の面接官をしている当ブログ管理人です。
理系学生の就活の山場と言えば、技術面接ですよね。
自分の力量や人間性をアピールできる機会ですが、
- 研究成果が出ていない
- 訳あって研究に取り組めていない
そんな悩みを抱えている方も多いでしょう。
研究成果に自信を持てないと、「合格できるのだろうか」と不安に感じてしまいますよね。



技術面接は、やっぱり研究成果が無いと合格できないのかな…?
そんな不安をお持ちの方は、ぜひ本記事をご覧下さい。
- 『研究成果がなくても技術面接を合格できるコツ』
をお伝えします!
私は化学メーカーに勤めており、技術面接の面接官を10年近く経験してきています。
そのため、面接のポイントを把握しており、的確なアドバイスができます。
また私自身、大学時代には十分な研究成果を出せなかったため、成果無しの状態で面接をうける不安は痛いほどわかります。「同じ境遇の方に、少しでも自信をつけた状態で面接に臨んでほしい!」と思い、本記事をまとめました。



ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。
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まず始めに結論。
🔖技術面接で重要視されるポイント
- 技術面接において研究成果は重要ではない!
- 重要なのは、研究職の適性があるか&会社の求める人物像と一致しているか。
🔖研究成果が無くても、技術面接を合格する3つのコツ!
- 誰にでも伝わる分かりやすい表現で説明する。
- 具体的なエピソードを盛り込んで、貴方の性格・人間性を伝える。
- 研究に対する熱意や意気込み、夢を盛り込んで話す。
研究成果は重要?技術面接で重要視されるポイント


まず、技術面接とは。
- 大学での研究内容を5~15分程度で説明した後、その内容に対して質疑応答を行う面接。
- 人事面接とは異なり、研究の話題が中心。
- 面接官が研究者である場合が多く、専門的な質問になることも。
技術面接中、面接官は就活生の何を見ているのか気になりませんか?



やっぱり研究成果の良し悪しを見てるのかな…?
そう考える方は多いと思いますが、正直なところ『研究成果』は重要ではありません。
本当に重要なのは、研究職の適性があるか&会社の求める人物像と一致しているか。
そのため、技術面接では以下ポイントを重点的に確認されます。
- 研究を通じて何を学んだか
- 目的に対して、どうアプローチしたか
- 知識・スキルがあるか
- 論理的思考力があるか
- わかりやすく伝える力があるか
- 自ら研究(仕事)を進める力があるか
- 今後の展望を持っているか
- 計画性があるか
- 協調性があるか
※面接でよく聞かれる質問と対策は、以下の記事にまとめています。





技術面接=研究の話をする中で、人間性や研究職への適性を確認される場と捉えてもらえればOKです。
技術面接で、研究成果が重要視されないのはナゼ?





どうして研究成果は重要視されないのかな…?
重要視されない3つの理由をお伝えします。
🔖研究成果が重要視されない3つの理由。
①『研究成果のある人=研究者として優秀』とは限らないため。
・研究テーマの難易度次第で、成果の出やすさは変わってくる。
・先輩からデータを引き継いだ状態から研究をスタートする人もいる。
➡️ 人によって環境がバラバラなので、研究成果ではフェアに評価できない。
②『学生時代の研究成果<<<企業の求める人物像』であるため。
・仕事内容や社風は企業ごとに大きく異なる。
・企業としては、求める人物像とのマッチングが最重要。面接中に見極める必要がある。
➡︎成果を見ていても人物像は見えてこないので、別の質問に時間を使う。
③そもそも、大学生の数年間で成果を出すのは難しいため。
・優秀な学生でも、就活時点で成果を出せていない人は多い。
・新規の研究テーマの場合はなおさら難しい。
➡︎ 成果を重視すると優秀な学生を見逃す可能性があるので、成果だけでは企業も判断できない。
企業によって考え方に多少違いはあるでしょうが、上記を見れば企業側に研究成果を重視するメリットは殆どないことが分かると思います。
また極端な話、研究成果を重視するのであれば、面接なんて行わずに研究実績(書いた論文数、学会発表回数など)で合否を決めるほうがよっぽど効率的ですよね。
それをせず、時間をかけて面接を行うのはナゼか?
それは会話の中で、”人間性”や”研究職への適性”、”企業とのマッチ度合い”を確認したいからなのです。



たしかに、企業が研究成果を重視するメリットは少なそうだね。



不安は解消されましたか?
では次に、技術面接をうまく乗り越えるためのコツをお伝えしますね。
研究成果が無くても、技術面接を合格する3つのコツ!





研究成果が無いと、面接でアピールできないような…
そんなことはありません!成果よりも貴方が今まで経験してきた研究の過程が重要なのです。
また技術面接も他の面接同様、結局は面接官に良い印象を与えた人が合格を勝ち取っていきます。



「コミュニケーション能力の高い人が結局は強いのか…」と思うかもしれませんが、実際問題そういうものです。
そこで、ここでは技術面接の合格を引き寄せる3つのコツをお伝えします。
3つとも単純で基本的な内容なので、「これくらいは分かってるよ」と感じる方もいるでしょう。
ただ、私が面接官をしている限りでは、出来ていない方が半数以上を占めています。
これらコツを活用すれば面接官から好印象が得られ、他の就活生に差がつけられるので、ご覧いただいた後に今一度貴方の技術面接を見つめ直していただくことをオススメします。
コツ1. 誰にでも伝わる分かりやすい表現で説明しよう
専門用語ばかりで研究内容を説明する方が多いですが、これは完全にNGです。
面接官は理系の方が多いとはいえ、貴方の研究分野の知識があるとは限りません。
研究内容は誰でも分かるやさしい表現&一般的な用語での説明を心がけましょう。



研究内容がわかりづらい時点で、面接官からの印象は悪くなってしまいます。気をつけましょう!
技術面接は、一般的に事前に作成した資料とともに説明します。説明資料も分かり易さを追求しましょう。
※説明資料の作成ポイントは、以下記事にまとめています。


コツ2. 具体的なエピソードを盛り込んで、貴方の性格・人間性を伝えよう
淡々と研究内容の説明をするだけでは勿体無いです。
説明の合間に具体的なエピソードを盛り込み、貴方の個性を出しましょう。
- 課題解決に向けて工夫・苦労した話
- 課題に対してどのようにアプローチしたか
- 企業との共同研究を行なった話
- 研究室での貴方の役割
- 研究中の失敗談〜改善した話
- 得意な技術・スキル
上記の例であれば、研究成果が無くても話すことができますよね。
エピソードを盛り込むと貴方らしさをだせるため、貴方の人柄や性格を知ってもらえます。
またプレゼン力や人間性をアピール出来ます。
面接官の印象をお手軽にUPできるテクニックなので、ぜひやってみてください。



できていない方が非常に多いので、差をつけるチャンスです!
エピソードを考える上での注意事項
- ネガティブな印象を持たれるエピソードは避ける。
- エピソードを話すだけでなく、そのとき何を学んだか・考えたかを必ず話す。
コツ3. 研究に対する熱意や意気込み、夢を盛り込んで話そう
面接官も人間なので、熱い想いを感じる話をされると心が動きます。
そのため、熱量のあるエピソードを盛り込んでアピールすることをオススメします。
- 研究への熱意や今後の意気込みを語る
- 自身の研究テーマの今後を語る
- 入社後の想いや夢を語る
先にもご説明したように、技術面接では『研究職への適性があるか&会社の求める人物像にあっているか』を重視します。
上記のようなエピソードを話すと、研究への意気込みが伝わるだけでなく、先を見据える考え方を持っている(=計画性がある)とアピール出来ます。なにより、仕事をするうえで必要なポジティブさや熱意が伝わるでしょう。
(あざとくない程度に、)熱い気持ちのこもった話を盛り込むことをオススメします。
訳あって研究していない場合、どうしたら合格できる?
理由があって研究をしていない・出来ていない方もいると思います。
下記のような仕方のない理由の場合は、正直に人事や面接官に伝えるべきでしょう。
- 病気
- ケガ
- アカハラ(アカデミックハラスメント)
- 家庭の事情
事情を伝えたうえで、面接までに自分の出来ることを行い面接時にアピールをすれば、大きい減点はされないハズです。
- 希望する職種に関連する資格をとる
- 研究への熱意や意気込みを語る
- 入社後の想いや夢を語る
※サボっていて、研究をしていない場合…
事前準備をしっかりと行なって、面接当日にボロが出ないようにしましょう。
ただ、サボってきた人の研究説明やエピソードは、どうしても薄っぺらいので面接官にもバレがちです。研究職に就きたいのであれば、大学でマジメに研究を行うのが無難です(当たり前の話ですが)。
【就活必勝法】就活サイトや就活支援サービスにもこだわろう!


当たり前の話ですが、新卒の方にとっては『就職活動』は初めての経験。
何をどうすれば良いのか分からないですよね。
ただし新卒という強いカードを使えるのは1年間だけ。時間を無駄にはできません。
そこで、ここでは理系学生にオススメの就活サイト&就活支援サービスをご紹介します。
就活で重要なのは、①企業の情報、②事前準備(面接練習など)、③面接機会の多さ。
個人での就職活動でこれらを満足にこなすのは正直限界があります。
就活サービスでしか得られない情報や機会も多いので、就活を絶対に失敗したくない方は検討してみて下さい。
紹介するサービスは無料でご利用できます。
就活支援サービス:UZUZ(ウズウズ)
10代〜20代の理系出身の就職・転職サポートを無料提供しているサービスです。
個人で就職活動をしていると、得られる情報には限りがあります。
また個人の場合では、「正しい就活ができているのか」判断できません。
UZUZでは客観的にアドバイスをくれるので、自信をもって就職活動を進められます。
『就職活動を絶対に成功させたい方』、『ブラック企業には絶対に入りたくない方』には、とてもオススメです。
就活サイト:Acaric(アカリク)
技術面接対策はもちろん重要ですが、面接の機会がないと話が始まりません。
普通に就職活動をしていても、エントリーシートの時点で不合格となるケースも多いです。
- 面接までたどり着く自信がない…。
- 忙しくて就活している時間がない…。
そんな方にピッタリの就活サイトがAcaric(アカリク)です。
さいごに 〜単に研究内容を伝えずに、自身のアピールを念頭におこう〜
技術面接も結局はその他の面接同様、いかに自分をアピールして面接官の印象を上げるかが合否のポイントになります。
今回お伝えした3つのコツを使えば、大抵の企業であれば他の就活生をリード出来ます。
事前準備をしっかりと行なって、万全の大勢で面接に臨みましょう。



貴方の就活の成功を祈っています!
もし本記事が貴方の就活の参考になれましたら、コメントいただけると嬉しいです。
最後までありがとうございました!
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