『大学の研究テーマ』と『入社したい企業の事業内容』が違っていても就職できるのかな?
理系就活生なら誰もが一度は悩むこの疑問。
非常に気になる点だと思います。
私も就活生のときに非常に悩んだ覚えがあります…。
自分のテーマと事業内容があまりにも違うと、エントリーシートすら出して良いものか不安になってきますよね。
本記事では、就活面接官の私が当疑問にお答えしていきます!
内定GETに必須なノウハウなので、最後までご覧いただけると嬉しいです。
- 某化学メーカーのホワイト企業勤務。
- 就活の時期には面接官もしています。
- 就活の実態を把握しているので、色々なノウハウをお伝えできます。
この他にも、就活に関する記事を色々書いています。
ご覧いただけると嬉しいです。
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研究内容の違う企業でも就職できる?
まず結論からお伝えすると、
研究テーマと事業内容は合っていなくても内定をもらえる場合が多いです。
私自身、研究テーマとは全く関係無い企業だけで就職活動をしていましたが、複数の企業から内定をいただけました。
私の大学同期も、研究テーマと事業内容がマッチしている人は殆どおらず。『テーマはミスマッチだけど内定をもらえている人』が多数派でした。
また、自身の研究テーマとマッチした企業を探すのって実は結構大変なんですよね。人によっては、テーマとマッチした企業が全然見つからない人もザラにいます。研究テーマは無限大なので、当たり前と言えば当たり前ですね。
なので、自身の研究テーマと企業の事業内容は、違っていても気にしなくてOKです!
ただし、勿論例外もあります。
大学の研究テーマとマッチしていないと採用しないよ!
という企業も中にはあります。
こればかりは、会社説明会などで質問をして確認するしか無いですね。
実際に私自身の就活においても、テーマの不一致が理由で全く相手にしてもらえない企業がありました。
ただ、研究テーマのマッチング度を重視する企業は、私の就職活動で関わった企業数十件のうち1件だけだったので少数と言えるでしょう。
会社説明会や技術者懇親会のような場で質問する分には全く問題ありませんので、入社したい企業の採用方針は、出来るだけ早いうちに確認すると良いですね。
志望度の高い企業こそしっかりと事前調査を行って、後悔&無駄のない就活を進めましょう。
研究内容が違っていてもOKな理由【就活面接官の解説】
研究テーマが会社の事業内容と違っていてもOKな理由は以下の通りです。
- テーマよりも、人間性・個性・考え方のほうが大切だから。
- 大学(院)の数年だけでは、そこまで多くのことを学べないから。
- 入社してから学べば十分にカバーできるから。
特に②③が大きな理由です。
私の会社でも、大学時代の研究テーマと会社の事業内容がマッチしている人といない人の両方がいます。入社直後は経験者の方が少しアドバンテージはあるものの、正直な話、入社から数年経ったら差は無くなります。
大学の数年間の経験程度であれば、入社してからの数年で十分にカバーできるんですよね。企業もそこを把握しているので、研究テーマが会社の事業内容と違っていてもOKなのです。
研究テーマ内容よりも『研究に対する姿勢』や『考え方』を重要視する企業が多いです。
面接やエントリーシートでは、そういった点を見られるので、事前にしっかりと対策をしておきましょう。
【体験談】研究内容が違う企業から内定をもらえた例
ここからは私の体験談です。
私は大学時代、かなりニッチなテーマで研究をしていました。そのため完全にマッチしている企業がありませんでしたが、それでも幾つかの内定をもらえました。そのときのミスマッチ具合を恥ずかしながら簡単にご紹介します。
化学系じゃない方は少しイメージしづらいかもしれませんが、『研究内容が全然マッチしていなくても内定はもらえる』ことは分かっていただけると思います。
- 私の専攻:化学(無機化学)
- 研究テーマ:触媒関係
🏢内定をもらえた業種,企業
業種 | 会社規模 | テーマとのマッチング度合い |
---|---|---|
製紙 | 大手 | 低い |
化学/繊維 | 中小 | ほどほど |
石油元売り | 大手 | 低い |
化学/プラント | 中堅 | ほどほど |
化学 | 大手 | 低い |
「企業選びの軸、ブレブレじゃん…」と思われてしまいそうですが(笑)、
このように分野の全く企業からも内定をもらえました!
勿論単なる一つの例に過ぎませんが、研究テーマが違っていてもその企業を諦める必要はないってことは言えるでしょう。
テーマを気にするくらいなら、『面接対策やエントリーシートに力を入れる』『自己診断をしっかりと行い、自分のアピールポイントや適した企業を探す』など、他に力を注ぎ込みましょう。
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【不安な方必見】『研究内容が違っていてもOK』な企業の見つけ方!
それでもやっぱり、
研究テーマが違う企業から、内定を貰えるか不安…。
という方もいらっしゃると思います。
そんな方はスカウト型就活サイトを活用しましょう。
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💡スカウト型就活サイトの仕組み
- サイトに登録している企業の担当者は、学生のプロフィールや研究テーマを確認した上でスカウトを送る。
- 学生側がそのスカウトを承認したら、企業とのやり取り開始。
- 最初のやりとりは、面接や面談やインターンシップなど。内定に繋がる大きな機会が得られる!
『スカウトをしてくれる=あなたのプロフィールに興味を持ってくれている』ということ。
スカウトをくれた企業に対しては、研究テーマが一致していなくても不安を抱える必要はないので、自信を持って就活できますね。
スカウト型就活サイトに登録しておくと、研究テーマと全く異なる企業からもスカウトが届くため、
「あ、こんな企業からもスカウトしてもらえるんだ!」
「こんな分野の企業からも興味を持ってもらえるなんて思ってなかった!」
のように、良い意味で予想外の発見もあります。
就活は面接機会が多ければ多いほど、あなたの将来の可能性が広がります。
あなたの可能性を広げるためにも活用してみてはいかがでしょうか。
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遅れを取らないように、アカリクだけはスグに登録しておきましょう。
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【まとめ】研究内容の違う企業でも就職できる?
💡当記事のまとめ
- 研究テーマと事業内容は合っていなくても内定をもらえる場合が多いので、気にしすぎなくてOK。
- 研究テーマ内容よりも『研究に対する姿勢』や『考え方』を重要視する企業が多い。
- テーマを気にするくらいなら、『面接対策やエントリーシートに力を入れる』『自己診断をしっかりと行い、自分のアピールポイントや適した企業を探す』など、他に力を注ぎ込むべき。
当記事の内容は一般論なので、勿論企業ごとに考え方は異なります。
事前にしっかりと企業研究をおこなって、後悔のない就活を進めましょう!
それでは当記事はこれでおしまい。
最後までありがとうございました!
あなたの就活の成功を祈っています!
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