- Canvaで作ったデザインを商用利用したい
- 商用利用するときの注意点を知りたい
- 商標登録が可能か知りたい
SNS用アイコンやポストカード等を誰でもカンタン&オシャレに作成できる無料のデザインツール『Canva』。
Canvaは無料素材(写真やイラスト)が豊富なだけでなく、ロゴやポスター、料理のメニュー、カタログなど様々な用途にあったテンプレートが数多く揃えられています。
🔖テンプレート 一例
『オシャレなテンプレートを自分好みにカスタマイズするだけで簡単にデザインが作れる』、これがCanvaの強みです。デザイナーやフリーランスのような、自分でデザイン作成をする方にとっては非常に相性の良いツールです。
でも、こういう素材やテンプレートって商用利用出来ないのでは?
このような疑問を感じた方もいるかもしれませんね。
まず結論からお伝えすると、Canvaで作成したデザインは基本的には商用利用OKです。
また、クレジット表記も不要です。
ただし、商用利用NGとなるケースもあるので注意が必要です。
本記事では、Canvaで作ったデザインを商用利用するときの注意点をご説明します。
また合わせて商標登録の可否もご説明します。
Canvaとは?プラン説明と登録方法を解説。
※すでにCanvaを使用されている方や登録済の方は商用利用の説明に進んでください。
Canvaは、PCのブラウザだけでなくスマートフォン&タブレットのアプリに対応しているデザインツールです。
🔖Canvaの特徴
- デザイン初心者でもプロのようなデザインができる。
- 無料から始められる。
- 質の高い素材・テンプレートが豊富。
Canva 無料プラン・有料プランの違いについて
Canvaには3つのプランがあります。そのうちの一つEnterpriseは企業向けプランなので、個人利用の場合は無料プラン(Canvaフリー)と、有料プラン(Canva Pro)の2種類から選びましょう。
プラン名 | 月額 |
---|---|
無料(Canva フリー) | ¥0/月 |
有料(Canva Pro) | ¥1,500/月(年払いだと¥12,000/年) |
Enterprise | ¥3,000/月(一人あたり) |
🔖オススメプラン
Canva初使用の方 ▶︎ 有料プラン(Canva Pro)の無料トライアルをオススメします。
有料プランでしか使えない機能や素材が非常に多いため、私は有料プランをオススメしています。ただ、初めから課金するのは抵抗があると思います。無料トライアルでCanva Proを十分に体感してから、有料or無料を判断すると良いでしょう。
Canva Proの特徴はこちらの記事をどうぞ。
Canvaの登録方法
\ Canvaの登録・無料トライアルはこちら /
上記リンクをクリックすると、以下の画面が表示されます。
・有料版を無料体験する
➡︎ ”Proの無料トライアルを開始”をクリック。 オススメ!(トライアル期間は30日間)
・無料素材だけ使う
➡︎ ”Canvaフリーを入手”をクリック。
▶︎ 以降は指示に従って登録を進めて下さい。
無料トライアルの場合は、期間を過ぎると自動で有料版に切り替わります。
有料版に切り替えない場合は、期間中に解約をしましょう。
Canvaで作った素材の商用利用について
まず結論からお伝えすると、Canvaで作成したデザインは商用利用OK。クレジット表記も不要です。
ただ商用利用NGとなるケースもあるので注意が必要です。ここでは商用利用時の注意点をお伝えします。
【Canva】商用利用NGとなるデザイン
🔖商用利用NGのパターン
素材やテンプレートを無加工のまま使用した場合は商用利用NG。
➡︎つまり、加工していれば(手を加えてあれば)商用利用OK!
何かしらのオリジナリティを加えるだけでOKなので、そこまで身構える必要はありませんが、しっかりとルールを守って使用しましょう。
無加工でなければ商用利用可能なCanvaですが、素材の著作権までは放棄されていないため商標登録はいかなる場合もNGです。特にロゴを作成する場合は商標登録をする可能性が高いので要注意です。
🔖商標登録NGのパターン
Canvaで作成したデザインの商標登録はNG。(商用利用とは異なり加工していてもNG。)
※Canva特有の素材ではない図形(丸や四角形)であれば、著作権がないため商標登録可能。
Canva公式ホームページにも、「以下の場合は商用利用・商標登録を許可しない」と記載されています。
・Canvaの素材(写真・音楽・動画など)を無加工の状態で、販売、再配布、クレジットの取得を行う
・Canvaで作成したデザインをつかって商標登録をする
・Canvaの素材をストックフォトサービスなどのサイトで販売する
Canva 公式ホームページ
規約を守って使用しないと、トラブルに発展するリスクもありますので、十分注意して利用しましょう。
【Canva】商用利用OKなデザイン
繰り返しになりますが、商用利用OKのパターンは以下の通りです。
🔖商用利用OKのパターン
加工していれば(手を加えてあれば)商用利用OK!
ちなみにCanva公式ホームページには、以下のケースは商用利用OKと例が記載されています。
・自社のホームページに掲載する
・SNS投稿に使用する
・マーケティング素材(広告、営業資料など)として使用する
・名刺を配布する
・取引先に年賀状を送る
・Tシャツを作成して販売する
Canva 公式ホームページ
⚠️無料プラン使用時の注意点
無料プランの方が有料素材を使おうとすると、透かしロゴ(ウォーターマーク)が入ってしまいます。
有料素材を使ったデザインを商用利用をする場合は、有料プラン(Canva Pro)に切り替えるか、素材のライセンスを購入(1ドル〜)して、透かしロゴを削除する必要があります。
有料プランであれば、Canvaの素材&テンプレートは全て使い放題です。
Canva Proなら素材を使い放題なので、素材選びに時間がかかりません。そのため、作業効率化&時間節約になります!
\ Canvaの登録・無料トライアルはこちらをクリック /
【必見】デザインスキルを高めよう!商用利用を考える方にオススメのサービス
商用利用を気にされる方は、『デザインに興味のある方』『デザインを仕事・副業にしたい方(既にしている方)』『フリーランス』が多いと思いますが、
- 「Canvaを使うとオシャレだけど、デザインセンスが足りない…」
- 「Canvaを使っているうちにデザインに興味がでてきた」
- 「もっとステキなデザインをしたい!」
そんな悩み・意気込みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
でも独学だと、デザインスキルの上達は難しいですよね。オンラインレッスンでデザインスキルを磨けば、Canvaでのデザインが楽しくなるだけでなく、仕事や副業も成果に繋がりやすくなるでしょう!
さいごに 〜Canvaの規約を正しく守って使用しよう〜
Canvaの素材を商用利用する際の注意点を解説しました。
今回ご説明した内容に当てはまらないケースについては、Canvaにお問い合わせをして確認すると確実です。
※Canvaの利用規約はこちらから:Canva利用規約ページ
規約を正しく守って使用していきましょう!
それでは今回はこれでおしまいっ。最後までありがとうございました!
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