こんにちは、デクノです
皆さんはビジネスの際、問題解決やアイデア創出はどのように行っていますか?(唐突)
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やみくもに行っても、中々成果がでないんだよな…
ただ単に問題解決やアイデア創出をするだけでなく、他人に自分の考えをアウトプットしなければいけないことも多く、ビジネスパーソンの悩みの種になっていると思います。
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何か良い方法はないのか?!ムキーっ!
心配ご無用!今回は、
- 答えに効率的に辿り着くためのツール
- 他人にわかりやすくアウトプットするためのツール
として、6つのフレームワークをご紹介します!このフレームワークを効果的に活用できれば、効率的な問題解決&アイデア創出に繋げられます。
私が化学系企業で10年近く設計開発業務を行ってきた中で、特に実用的と感じたものばかりを集めたので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
・問題解決に使える実用的なフレームワークを知りたい!
・アイデア創出に使える実用的なフレームワークを知りたい!
・各フレームワークの特徴を知りたい!
フレームワークとは
フレームワーク=物事の考え方を型(フレーム)に落とし込んだものです。「この型(フレーム)にはめ込んで思考を進めれば、効率的に問題解決やアイデア創出できる方法がフレームワークだ!」と考えてもらえれば良いでしょう。
世の中には数多くのフレームワークが存在します。専門の書籍も幾つか出版されているので、これらを参考にするのも良いでしょう。
この記事では、業務で使える実用的なフレームワークを6つご紹介します。
『論理的思考』向けのビジネスフレームワーク
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論理的思考(ロジカルシンキング)とは
論理的思考(ロジカルシンキング)=問題解決、生産性向上、業務改善、進捗管理…などの正解を導くため、論理的に考える思考法のこと。
論理的思考の基本的なルールは、『情報に漏れがなく、重複がないように思考する』ことです。この考え方をMECE(ミーシー)と呼びます。論理的思考を行う上ではMECEが非常に重要になります!
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漏れや重複があると何が問題なんだ?
論理的思考は『問題解決』に用いることが多いので、『問題解決』を例にご説明します。
業務中に直面する問題は、大抵の場合は複数の要因が複雑に絡み合っていますよね。この要因をひとつひとつ整理していくときに、情報に漏れがあると重要な観点が抜け落ちたまま思考を進めることなりますし、重複があると要因分析がしづらくなります。
この事態を回避するためにMECEの考え方が必要なのです。
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情報に漏れや重複があると、最悪の場合はいつまで経っても問題解決に辿りつかないってことだな!
論理的思考をする上で、私がオススメする実用的なフレームワークは以下の3つです。
- ロジックツリー
- なぜなぜ分析
- フィッシュボーン・ダイアグラム
ロジックツリー
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ロジックツリー=”問題”の構成要素をツリー型に分解し、全体を把握しやすくする手法
ロジックツリーは、下記3点を知りたいときに活用します。
- この問題はそもそも何なのか?(現状の把握)
- なぜこの問題が起きてしまっているのか?(原因の追求)
- どうすればこの問題を解決できるのか?(解決に向けた探求)
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複雑な問題が発生したときは、まずこのロジックツリーで把握&原因追求するのがオススメだな
ツリー型のまとめ方は自分が理解しやすいだけでなく、他人にも説明しやすいですね。
なぜなぜ分析
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なぜなぜ分析=ひとつの問題に対して、「なぜこうなったのか?」を複数回繰り返して、要因を深掘りすることで、根本的な要因を探し出す手法。
問題を解決したとしても、根本的な要因を特定できない限り、再発の可能性があります。問題の本当の原因を知るために、「なぜ?なぜ?なぜ?」と深堀りしていくのがこの手法です。
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製造現場でのヒヤリハットや事故発生時に、良く用いられる手法だな
非常に単純な手法ですが、問題解決に非常に大きな効果を発揮します。
フィッシュボーン・ダイアグラム
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フィッシュボーン・ダイアグラム=問題を引き起こす要因を、様々な視点から網羅的に記録していく手法。
なぜなぜ分析を、形式的&網羅的に示していく方法がフィッシュボーン・ダイアグラムになります。
上図では「なぜ期限超過が起こってしまったのか?」を当手法で深堀りしています。一つの視点だけでなく、『ツール』『モチベーション』『チームワーク』といった様々な観点から”なぜなぜ分析”を行い、それをひとまとめにすることで網羅的に問題を把握できます。
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他人に説明するのにも適した手法だな
『創造的思考』向けのビジネスフレームワーク
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創造的思考(クリエイティブシンキング)とは
創造的思考(クリエイティブシンキング)=枠組みに捉われないで、自由に発想する思考法。
先ほどの論理的思考とは異なり、創造的思考はMECE(漏れや重複)を気にする必要はありません。
論理(ロジック)では考えきれない事柄は、創造力で解決しましょう!
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アイデアを生み出すための考え方だなっ
創造的思考にも数多くのフレームワークがありますので、実用的な3つをご紹介します。
- マインドマップ
- ブレインストーミング
- 新和図法
マインドマップ
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マインドマップ=中央のキーワードから放射状に言葉を書き込んでいき、アイデアを広げたり、情報を整理したりと、網羅的にアイデアを展開する方法。
物事を順序立てて分かりやすく説明できる特性から、最近ではYouTubeの説明動画でも活用されている手法ですね。
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頭の整理に最適なフレームワークだなっ
マインドマップを簡単に作成できるアプリもあります。別記事で紹介していますので、良かったらご覧ください。
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ブレインストーミング
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ブレインストーミング=複数人でアイデアを出し合い、お互いのアイデアを連鎖的に繋げることで、新しいアイデアを生み出していく手法。
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一人では行き詰まっていても、他人にアドバイスをもらうことで急に話が進展した経験って誰しもあるよな
その状況を意図的に作り出すのがブレインストーミングです。省略して「ブレスト」と呼ぶ職場も多いため、馴染みのある方も多いと思います。
そんなブレインストーミングですが、実はルールが存在することをご存知でしょうか?
- 質よりも量を優先する
- 自由に発想する(事実にとらわれる必要はない)
- 他人の意見への批判は禁止
- 他人の意見への便乗や発展は歓迎する
またブレインストーミングを行う上では「進行役」が必要です。
進行役となった方が、上記ルールが守られているか管理するようにしましょう。
新和図法
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親和図法=親和性のあるアイデア同士をグループ分けすることで、情報を整理する方法。
親和図法は、ブレインストーミングと非常に相性が良いです。ブレインストーミングで生じたアイデア・意見を、この親和図法で整理すると、すっきりと情報整理できます。
- アイデア全体を俯瞰して見ることができる
- 意外な関連性に気づくことができる
- 複数人の意見抽出や、合意の形成に役立つ
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ブレスト会議の際に、この親和図法を用いつつ情報整理すると効率的に進められるぞ
アナログな手法に見えるかもしれませんが、メンバー間の納得感や合意を得られやすい手法と言えます。
フレークワーク使用時の注意点
注意点① フレームワーク作成を『目的』としない!
フレームワークはあくまで問題解決の『手段』であり、『目的』ではないという点です。
フレームワーク作成に夢中になるあまり、作成自体が目的に変わってしまう方も少なくありません。
![](https://dekunoblog.com/wp-content/uploads/2021/11/D3BE4796-ED84-4971-8443-2EA43AE269BE.png)
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フレークワークを行なって(作って)からが本番だぞ…
論理的思考の後には問題解決などの作業が、創造的思考の後にはアイデアを元に新企画案作成などの作業があるはずです。
フレームワークの作成=目的達成のための手段であることを忘れずに、上手に活用しましょう!
注意点② 適したフレームワークを選ぶこと!
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どんなフレームワークにも得手・不得手があるぞ
それぞれの特徴に合ったフレークワークを活用して、問題解決やアイデア創出を行いましょう。
また、フレームワークを無理矢理使用することもオススメしません。
どんなに便利な手法とはいえ、少なからず時間はかかるものです。そのため、フレームワークを使用せずとも解決できる事柄であれば、使用しなくて良いのです。
適材適所であることを忘れずに活用していきましょう!
フレームワークに関するオススメ書籍の紹介
発売日が2021年9月のため、最新のビジネスフレームワークを学べます。また、活用方法の解説があるため実用的な内容になっています。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
「ややこしそう…」「難しそう…」
と感じた方も多いと思いますが、百聞は一見にしかず。実際にやってみるとこれらフレームワークの便利さを実感できるハズですよ!
![](https://dekunoblog.com/wp-content/uploads/2021/10/8661365D-F72F-4002-94BE-06CD59958549-e1634653035144.jpeg)
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うまく使いこなせれば、問題解決の作業すら楽しくなるぞっ
皆様のビジネスライフが、少しでも楽しくなることを願っています…!
それでは、今回はこれでおしまい!
最後まで有難うございましたっ
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